先日、尼崎市内で有毒の外来の蜘蛛「セアカゴケグモ」が発見されました。
強い毒を持つ蜘蛛「セアカゴケグモ」にご注意を
尼崎市の弥生が丘の墓地にて、有毒の外来の蜘蛛「セアカゴケグモ」が発見されました。
攻撃性は乏しいと言われていますが、素手で触ると血圧上昇、激しい筋肉痛、けいれん、吐き気、呼吸困難などの全身症状が現れる可能性(重症化することはまれ)のある毒を持っているので、必ず外作業の際には手袋をつけるようにしましょう。
セアカゴケグモのいる場所と写真(モザイクあり)
セアカゴケグモは、尼崎市のお隣大阪府で平成7年に見つかり、尼崎市では平成15年に杭瀬小学校で生息が確認されて以来、市内各所で確認されています。
※尼崎旅でも平成29年に塚口で見つけています。⇒【注意喚起!】尼崎市内でセアカゴケグモを発見!気を付けるのはヒアリだけではありません!
生育場所としては、側溝の内部や、その網蓋のすき間、フェンスの基部等の地面に近くの直射日光が当たらない場所にいることが多いそう。
今回見つかったセアカゴケグモの発見場所
今回見つかった場所は、弥生が丘の墓地と言うことで、草抜きやお墓の掃除の際は必ず手袋をつけて行う様にしましょう。
セアカゴケグモはこんな蜘蛛※モザイクあり
セアカゴケグモは、全体的に黒く糸を出す部分が赤いのが特徴です。
写真(読者様提供)は蜘蛛嫌いな人も多いと思いますので、モザイクをかけています。
見たいという方は下記をクリックして下さい。
セアカゴケグモを見つけた・噛まれた場合の対処法
尼崎市役所のホームページによりますと、セアカゴケグモを見つけた場合は、保健所では駆除を行っていないとのことですので「素手で捕まえたり、触ったりしないで、踏み潰すか市販の殺虫剤で駆除」しましょう。
通常保健所の報告義務はありませんが、学校や公園等の公共施設については、それぞれの施設管理者に相談してください。
噛まれた場合は、鈍い痛み、腫れ、熱感、発疹などの症状が現れることがありますので、できるだけ早く病院で受診してください。(特に子供さんや高齢者の方は注意)
また、血圧上昇、激しい筋肉痛(胸痛、腹痛)、けいれん、吐き気、呼吸困難などの全身症状が現れたときは、救急車を呼んでください。
※受診の際には必ず、セアカゴケグモにかまれたと言いましょう。
セアカゴケグモだけではなくヒアリにもご注意を!
ヒアリ頭の中に少し入れておくだけでも、いざという時には役に立つと思いますので、ぜひチェックしておいてください!
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