2017年5月26日に兵庫県尼崎市で強毒を持つ「ひあり」が国内で初めて発見されました。
ヒアリの生態や、発見されたヒアリはどうなったのかまとめました。
国内初!尼崎市で「ヒアリ」を確認。
なんでまた尼崎市に・・・
と地元民の方はお思いのことでしょう。
中国・広州市の港から出航した貨物船で運ばれたコンテナが、
5月20日に神戸市の神戸港(ポートアイランド)に陸揚げされて25日まで保管し、26日に尼崎市で積み荷を取り出す際に、内部でヒアリの集団を見つけた模様です。
尼崎市民として、ほっとけないニュースですよね。。
ヒアリと呼ばれるようで、蟻の一種ということはニュースの時点で理解できましたが、
一体その蟻の正体は何なのか。
ヒアリ(火蟻)とは?
漢字で書くと火蟻だそうです。。もうなんか恐ろしいですよね。
この蟻は「世界の侵略的外来種ワースト100」にも入っており、
特定外来生物として指定されている超危険生物なのです。
特定外来生物とは「生態系や人体、農林水産業に悪影響を与える恐れがある国外由来の種」を意味します。
現在、世界中の生物で特定外来生物として指定されているのは132種となり、そのうちの一種にヒアリが含まれています。
ヒアリはアメリカ南部、フィリピン、台湾、中国南部で生息しています。
刺されるとどうなる?
その攻撃性は高く、人が刺されるとやけどのような激痛が走ります。
毒針で何度も刺し、かゆみや動悸(どうき)などが引き起こされ、アナフィラキシーショックによる死亡例もあるというそう。
年間で100人もの死者を出すようです。
恐ろしすぎる・・。
尼崎のどこで発見されてたのか?
一体どこで発見されたのかですよね。
神戸港から尼崎市内に運ばれ、開封したコンテナ内に大量のヒアリがいたとまでは報道されていますが、
それが何で運ばれたのかの情報は出てないのと、どこでコンテナを開封したのかも開示されていません。
神戸の2か所と尼崎の開封場所1か所でヒアリ対策のトラップを専門家が仕掛けている報道はありましたが。。
近隣の市民の為にも、開封場所を報道しても良いかと思います。
注意の仕方が変わりますよね。
今後のヒアリ被害。尼崎は大丈夫?
最も気になるのは、尼崎市民の安全は確保されているのかですよね。
既に尼崎市で発見されたヒアリは環境省が死滅させたようです。
環境省は「現時点ではヒアリが定着し繁殖している可能性は低い」と発言。
もう信じるしかありませんが、いつもと違う色をした蟻が見つかれば容易に近づかないことです。
どうか広がらないことを祈るばかりです。