3月1日、尼崎市在住の豊島将之二冠が名人戦の挑戦権を獲得しました。
※アイキャッチ画像は、AbemaTVHPより引用

尼崎市在住の豊島将之二冠がプロ将棋界の頂点、名人戦の挑戦権を獲得
3月1日に行われた第77期名人戦A級順位戦9回戦に勝利し、プロ将棋界の頂点とされるタイトル戦、名人戦の挑戦権を獲得しました。
豊島将之二冠についてご紹介
日本将棋連盟より
1990年4月30日愛知県一宮市生まれ。4歳のころテレビで見たことをきっかけに将棋を始め、5歳で豊中に転居。幼少のころから週刊将棋の1面トップを飾るなど注目される。
小学3年の9月に6級で、日本将棋連盟のプロ棋士養成機関である奨励会に入会し、小5の9月までに1級に昇級するというスピード出世を果たす。その後少しの停滞期があるも、公式戦への登場は、第36期新人王戦における14歳6か月と、これは藤井聡太の14歳5か月に抜かれるまで最年少記録であった。
プロ入りは、2007年4月1日。その後、2009年度は、最多勝利賞、勝率一位賞。2010年度は新人賞。2011年度は最多勝利賞。2014年度は、最多対局賞、名局賞。2016年度は、連勝賞。2017年度は敢闘賞など、数々の将棋大賞を獲得。そして、今年2018年度は二つのタイトル獲得や名人戦の挑戦権獲得が評価され、最優秀棋士賞に輝くなど、押しも押されぬトップ棋士に。
また、昨年2月尼崎市在住であることを、尼崎市で開催された第67期王将戦第4局の前夜祭における挨拶で公表。
名人戦 とは
名人戦は将棋界の8つあるタイトル戦※の一つで、タイトル戦の中でも一番長い歴史を誇り、名人位は竜王位とともにプロ将棋界の頂点とされているそう。
また勝負はトップ棋士10人による総当たりのリーグ戦、A級順位戦で挑戦者を決定し、名人と七番勝負を戦う。
そんなA級順位戦で豊島二冠は8勝1敗であの羽生さんにも勝つなど、開幕6連勝で首位を快走して挑戦権を獲得したとのことです。すごい!!
名人戦の対局は、全国各地の旅館や料亭、あるいは文化的施設などの格調高い場所などで行う。
2019年 名人戦の見どころ
豊島将之二冠が挑む佐藤天彦名人(30歳)は、2017年から3連覇中で、昨年の名人戦で挑戦者の羽生善治竜王のタイトル通算100期を阻止するなど、乗りに乗っているトップ棋士!
対する豊島二冠も昨年初タイトル獲得から、今年は2冠獲得とこの勢いで3冠に輝くのか!それとも佐藤名人が4連覇なるのか!・・そんな勢いが凄い二人の戦いが見逃せない!
※過去3連覇した名人は、永世名人となっているそう。
2019年 名人戦の七番勝負日程
名人戦の日程は、下記の通りです。
対局日 | 対局場 | メモ | |
1 | 4月10・11日(水・木) | 「ホテル椿山荘東京」 東京都文京区関口2-10-8 | 立会:島 朗九段 毎日副立会:松尾 歩八段 朝日副立会:戸辺 誠七段 記録係:荒田敏史三段 |
2 | 4月22・23日(月・火) | 「松陰神社 立志殿」 山口県萩市椿東1537番地 | 立会:谷川浩司九段 毎日副立会:飯塚祐紀七段 朝日副立会:山崎隆之八段 記録係:宮嶋健太二段 |
3 | 5月7・8日(火・水) | 「倉敷市芸文館」 岡山県倉敷市中央1-18-1 | 立会:淡路仁茂九段 毎日副立会:大石直嗣七段 朝日副立会:畠山 鎮七段 記録係:井田明宏三段 |
4 | 5月16・17日(木・金) | 「麻生大浦荘」 福岡県飯塚市1060 | 立会:深浦康市九段 毎日副立会:田村康介七段 朝日副立会:豊川孝弘七段 記録係:麻生喜久二段 |
5 | 5月29・30日(水・木) | 「浄土宗大本山 増上寺」 東京都港区芝公園4-7-35 | |
6 | 6月10・11日(月・火) | 「常磐ホテル」 山梨県甲府市湯村2-5-21 | |
7 | 6月25・26日(火・水) | 「天童ホテル」 山形県天童市鎌田本町2-1-3 |
名人戦を応援しよう!
名人戦は、下記で視聴することが出来るみたいです。詳しくは、リンク先から。
豊島将之二冠、佐藤天彦名人いい勝負期待しています!頑張って下さい!
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