2018年10月6日(土)・7日(日)に秋季兵庫県高等学校野球大会の準々決勝・準決勝が開催。
「センバツ甲子園」をかけ、連日熱戦が繰り広げられています。
尼崎勢の結果を振り返っていきます。
市立尼崎、社高校に惜敗。ベスト8で散る
秋季兵庫県高等学校野球大会 準々決勝
【姫路球場】
社 |0 1 0 1 0 0 2 0 0 |4
市尼崎 |1 0 0 0 0 0 0 0 0 |1
社 安打9 失策2
市尼崎 安打6 失策2
■バッテリー
社 藤本ー坂部
市尼崎 中井ー木森
【試合内容】
市尼は今大会初めて吹奏楽部も応援に駆け付け、心身共に満を持して挑んだ準々決勝。前週が雨で中止だったため、2週間空けて試合を迎えることになりました。
社の最速147㌔右腕・藤本くんを初回から攻め立てます。先頭打者の中田君が左越2塁打で出塁し、その後ランナーを進め、森君のスクイズで先制。ですが、直後の2回表すぐさま社高校の野夫井君にタイムリーを打たれ同点。4回には、社高校4番田中君にタイムリーを浴び、逆転されます。
6回表に市尼は1死満塁のピンチを迎えますが、投ゴロ併殺で切り抜けます。直後の6回裏、同じく1死満塁のチャンスを作った市尼ですが無得点。7回表に2点を追加され、そのまま4-1で敗退となりました。
力差はほぼ無かったように思えますが、市尼崎としては6回のピンチの後のチャンスを生かせなかったのが、痛手となりました。
※zerospotter_r様撮影のダイジェスト動画を引用させて頂きました。
引用元 zerospotter_r
決勝は神戸国際大付属-明石商業、3位決定戦は社-報徳学園
決勝は神戸国際大付属-明石商業のカードとなりました。ここ数年で言うと、最も勝ち星を重ねている高校同士で、まさに頂上決戦かと。現在、明石商業は県内25連勝中。戦国・兵庫エリアにおいてこの成績は、驚異の強さ他ならないです。
この2校は既に近畿大会への切符を手にしています。ただ、1位と2位では大きな違いが有ります。現役時代に兵庫2位通過したのですが、和歌山1位の智辯和歌山と対戦が決まり、苦汁を飲まされました。ですので、1位通過を賭け、本気の戦いとなる事だと思います。
3位決定戦の社-報徳学園は勝った方が近畿大会に出場。死に物狂いで最後の切符を掴みにくることかと思います。そういう意味ではこっちの試合の方が、見ている側は面白いかもしれないですね。
今年のベスト4組はどのチームも強いです。特に明石商業・神戸国際は近畿大会でも上位に食い込む力があると思います。昨年は屈辱のセンバツ兵庫代表校0校でした。今回は兵庫県のほっともっとフィールドで近畿大会が開催されます。今年こそ…兵庫代表として大躍進されることを心から願っております!
尼崎勢は全て敗退。目指すは夏。
【尼崎勢の秋季大会結果】
■ベスト8 市立尼崎
■ベスト32 武庫荘総合
■県初戦敗退 尼崎北・尼崎工業・尼崎双星
■地区敗退 尼崎小田・尼崎稲園・尼崎西・県尼崎
市尼崎が敗れ、尼崎勢は全て敗退しセンバツへの出場は絶望となりました。ですが、県大会出場校が尼崎から5校だったりと大健闘してくれました。武庫荘総合高校は東洋大姫路高校を破るなど大きく爪痕を残し、来夏も本当に楽しみです。市尼崎は数試合観戦させて頂きました。あと一皮剥ければ、ベスト4組にも好勝負ができるチームだと思います。
各チームこれから、長くて短い冬のトレーニング期間に入る事だと思います。現役時代はあまりにも冬の練習が辛くて、早く終わらないかと嘆く日々でしたが…。
この期間の過ごし方によって、チームは大きく変わります!長い人生で一瞬しかない高校生活。そして、最上級生にとっては甲子園のチャンスはあと一回。
また逞しくなって春にお会いできるのを楽しみにし、2018年の尼崎高校野球レポートを終わりにしたいと思います。
今年も沢山の方に高校野球レポートを御覧頂き、本当にありがとうございました!
また春にお会いしましょう。
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