平成30年度春季高校野球 阪神ブロック決勝戦が本日行われました。
現在、尼崎市内の高校で勝ち残っているのは市立尼崎高校と武庫荘総合高校。果たして結果は…
目次
【知らない方向け】春季大会って何?
大阪桐蔭が春2連覇を達成した今日。
そんな中、既に選抜出場を逃した学校は春季大会の予選が進められています。
【春季大会って何?】
簡単に春季大会の仕組みを知らない方の為にご説明させて頂きます!ルールを知っている方は颯爽と飛ばして下さい!(笑)
春季大会とは勝ち進んでも近畿大会までとなり、甲子園へは繋がりません。
ですが、この春の大会も夏に向けての大切な前哨戦となっています。
その理由の一つとして、夏のシード権がこの春の大会で決まります。シード権を獲得できると、トーナメントの早い段階で強豪チームと当たる確率が減ります。またシード校は学校の所在エリアに配慮された球場振り分けになります。
例えば、尼崎の高校がシード権を獲得すると、市内のベイコム野球場での試合が増えるという事です。(必ずと言うわけでは有りません)※ベスト16以降の試合は、関係無くなってきます。
■春の大会の流れ
地区大会⇒県大会⇒近畿大会(全国大会は無し)
地区大会は阪神、神戸、播但、西播、但丹のエリアごとにグループ分けされ、その中から予選を勝ち抜いた30校が県大会に出場できます。
阪神地区は35校有り、それを4グループに分け、各ブロック優勝校が県大会への出場権利を得ます。
また、阪神地区は準優勝チームの4チームで敗者復活戦が行われ、3校が県大会に出場が可能です。
1校だけ出れないんですよね…。
【本日のレポート】市尼がブロック優勝!武庫荘総合は惜しくも敗退。
それでは現在残っている尼崎市内の学校2校の試合結果をご紹介します!
ベイコム野球場 第一試合 武庫荘総合2-3市西宮
武庫荘総合高校の決勝戦の相手は昨年中日にドラフト指名をされた山本投手を輩出した市立西宮高校。
終盤までどっちに転ぶかわからない展開でしたが、好投手若林投手を打ち崩すことができず。
ですが、まだ敗者復活戦が残されていますので、県大会への切符を是非勝ち取ってほしいところです!
個人的には、武庫荘総合の谷添君が小柄ながら快速球を投げていたのが目を引きました!
武庫総 谷添投手
市立西宮 若林投手
ベイコム野球場 第②試合 市立尼崎16-0宝塚西(5回コールド)
センバツの21世紀枠候補にも選出された尼崎小田高校を一回戦で破った宝塚西高校。
今日の試合は初回から打線が繋がり、16安打16得点のコールドゲーム。佐藤君と東野君のホームランも出ました。
どちらも打った瞬間の当たりで、外側の柵手前まで飛んでました。
長身右腕小森君も安定感のあるピッチングで大きなピンチも無くゲームセット。
県大会への出場権を獲得した市尼でした。
市尼 小森投手
宝塚西 市村投手
その他の尼崎勢の結果
【初戦敗退】
- 尼崎西
- 尼崎双星
- 尼崎工業
- 尼崎小田
【準決勝敗退】
- 尼崎北
- 県尼崎
※トーナメント勝ち上がり表は県高野連の「春季 地区大会」よりご確認ください。
春季県大会への出場は逃してしまいましたが、夏に向かってまたパワーアップして帰ってきてください!!
以上、本日の観戦レポートでした!