先日、尼崎小田高校と尼崎双星高校の引退試合を少しだけ覗き見させて頂きました。
このような引退試合が毎年行われているのを知らなかったのですが、ご縁もあって尼崎ベイコム野球場に足を運ぶことができました。
あたたかい空気が流れる尼崎小田高校と尼崎双星高校の引退試合。
部外者の私ですので・・・静かに試合を見させてもらおうとバックネット裏から観戦していました。アルプススタンドには、両チームのお父さん、お母さんの姿も。我が子の最後のユニホーム姿を目に焼き付けているように映りました。
恐らく、レギュラーもレギュラーじゃない子も全員出場していたのではないかと思います。ほんの少し前までは、ピリピリとした緊張感はりつめる夏の公式戦を戦っていた選手たち。
ですが、今日のこのゲームは穏やかな空気の中で試合が進んでいました。
ヒットを放つと、おおーと歓声が上がります。特にレギュラーじゃなかった子が良いプレーをすると、ひと際大きな歓声だったように思えます。
試合は終わり両者、笑顔で最後の握手。
尼崎小田高校はこの夏、試合を見に行くことが出来なかったのですが、尼崎双星高校は夏の予選を見に行くことが出来ました。その時と比べると、ほんとに別人のように表情が穏やかでした。
試合が終わると両チームの選手、そして全力で選手をサポートしたマネージャーも一緒に記念撮影。
心温まるひと時。2年半、本当にお疲れ様でした。
そして、最後はお父さん、お母さんも一緒に。
毎日くたくたになって帰ってくる息子を、サポートし続けたお父さん、お母さんも本当にお疲れ様でした。
ご縁あって招待して頂いたのですが、快く受け入れて頂きました、尼崎小田の豊田監督、尼崎双星の上田監督、並びにコーチ・父兄の皆さん、本当にありがとうございました。
野球だけじゃなく、何かに一生懸命に打ち込んだ人は逞しい。球児の表情からは頼もしさも滲み出ていました。
人生の延長戦に突入ですね。
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