\\ さっそく、行きましょう!三和商店街へ! //
あまたびおでん
尼崎で活躍する人をご紹介する「尼崎図鑑」。
今回のゲストは、尼崎市立花出身の地元ボーイ佐々木将人くんです!
あまたびメンバーが、初めて佐々木くんに出会ったのは、京都市内で開催されたとあるトークイベント。
偶然隣の席に座っていたとっても話しやすい好青年が佐々木くんでした。
佐々木くん
春からは北海道に就職が決まっているものの、学生時代から精力的にさまざまな活動に取り組む彼に、あまたびメンバーもすっかり魅了され……
尼崎図鑑のオファーをすると「前からメディアに出るのが夢だったんです!」と2つ返事でOKしてくれました!(ありがとうございます!)
「さあ、どこで撮影しようかな〜」と思っていたら、とにかく歩くスピードがはやい、佐々木くん。
佐々木くん
と、どんどんリードされていきます。「あれぇ、尼崎図鑑の取材〜撮影〜〜」と思いながらも、なんだか楽しくなってきたので、そのままついていくことにしましたー!
目次
【三和商店街】昭和30年創業!歴史ある果物屋さん「うまいや」
最初にやってきたのは、昭和30年創業。新鮮なフルーツが味わえる果物屋さん「うまいや」。
ダンディーな店主と笑顔溢れる女将さんが出迎えてくれました!珍しい「パイン串(100円)」などの販売も。
佐々木くん
店主
とお父さん、あまたびをご存知の様子。ありがとうございます!!

「ガシの記事とか良く見てるで〜〜」と画面を見せてくれました。
お母さん
とお母さん。なんてあったかい……!
佐々木くん
- 営業時間
- 9:00〜18:00
- 定休日
- 火曜日
- 住所
- 兵庫県尼崎市神田南通2丁目44(Google MAP)
※店舗情報は記事執筆時点の情報です。
佐々木くん
店主
「うまいや」さんを後に、突然小走りになる佐々木くん。
佐々木くん
と連れられ、続いてやってきたのは……
【三和商店街】「メイドインアマガサキ」グランプリを受賞した「日新天ぷら」!
創業70年以上尼崎の町を見守ってきた天ぷら屋「日新天ぷら」さん。
お母さんの優しい笑顔と、第11回「メイドインアマガサキ」でグランプリを受賞した「金のえびほこ」が自慢のお店です。
お母さん
佐々木くん
と今回はえびほこは食べられませんでしたが、お母さんの優しい笑顔に癒されました〜〜!!
佐々木くん
(え〜、それは気になる!食べたかったです〜〜!)

代わりに金のえびほこのパネルで記念撮影しました(笑)次こそは!
日新天ぷらさん、お邪魔しました!
- 営業時間
- 10:00〜16:30
- 定休日
- 不定休
- 住所
- 兵庫県尼崎市建家町83(Google MAP)
※店舗情報は記事執筆時点の情報です。
【三和商店街】「生ジュース本舗じゅうす農園」&「a littele bakery」
こちらは、栄養士監修によるヘルシーな生ジュースが飲める 「生ジュース本舗 じゅうす農園」さん。
グルメ記事にて詳しくご紹介しています!

続いてこちらは、3種類のおいしい食パンが食べられる「a littele bakery」さん。こちらもグルメ記事で詳しくご紹介しています!

尼崎愛がめっちゃ強いのに、北海道に就職を決めた理由とは?気になる疑問を色々聞いてみた!
それにしても「なぜ、佐々木くんはこんなにも、商店街の人と打ち解けられるのだろう?」
……ここからは、商店街をブラブラ歩きながら、佐々木くんに気になる質問をぶつけてみたいと思います。
ー佐々木くんにとって、三和商店街ってどんな存在なんですか?
「う〜ん、家みたいな存在でしょうか」
ー 家?
「大学4年生のとき、地域創生会議で商店街の中に入らせてもらったんです。
尼崎城ができるタイミングだったんで、僕たちが本当におすすめしたいお店を知って欲しいと思って『尼崎城お散歩MAP』を作りました。
学校と家だけじゃなくて、ここにくれば生き生きとした大人たちと会える。
世界が広がったなと思いました。ここにいて良いんだと思わせてくれる、第2の家のような存在ですね」
ー 商店街の人とは、どうやって信頼関係をつくっていったんですか?
「地域に入っていくって、最初は受け入れられないことばかりだと思うんですよ。
だから初めましての時は、『何かかっこいい提案をする』『かっこつける』ではなくて、純粋に目の前の人と一緒に過ごせることを楽しみたいと思っています。
それこそ『人一倍損をして、かっこ悪いところもいっぱい見せる』が僕のモットーです」
ー かっこ悪いところもいっぱい見せる……。昔から、積極的に行動するタイプだったんですか?
「いや、どちらかというと昔は人に好かれるタイプではなかったと思います。もともとは根暗なので(笑)
それこそ、大学に入って知り合いがほとんどいない状態で、いろいろなまちづくりに参加させてもらったり、商店街のみなさんや、大人の人に助けてもらったお陰です。
本当に、感謝の気持ちでいっぱいです」
ー 地元で活動してきたにも関わらず、北海道の会社に就職を決めたのは何か理由があったんですか?
「今関わっている人のつながりを大事にしたいという気持ちはありました。
だったら関西で働けよ、ですよね(笑)
でも、色々考えて『そばにいて会うことが目的ではないな』と思ったんです。
最終的な目的は今まで関わってくれた人を幸せにすることだなって」
ー 関わってくれた人を幸せにすること……。
「はい。それならば、『あえて今は距離をおいてでも、自分自身の人間力を高められる環境にいくべきだ』と思ったんです。
関西じゃなきゃダメ、尼崎じゃなきゃダメではなくて『どこでも自分はやっていけるんだ』っていう自信を身に付けたい。そんな思いから、北海道への就職を決めました」
ー 自分が成長するために、あえて遠くへ行く覚悟。すごいです。就職先の会社を決めた理由があればぜひ教えてください。
「理由は3つあって。1つは自分を求めてもらえたことが嬉しかったんです。
『君のような人に北海道を変えるインフルエンサーになってほしい』と言われて。自分自身を人として応援してくれる会社はここしかないと思いました」
ー わ、そんな風に言われてみたい……!それは嬉しいですね。
「2つ目は、成長環境です。
僕の職場は同期で10人足らずと少数精鋭なので、裁量大きく仕事ができる。これは、大企業にはない魅力だと思いました。
3つ目は、ワークライフバランス。
これは休みがほしいというわけではないんです。自分自身のライフの部分を仕事につなげたい。
休日にどんどん外に出て刺激を吸収する。
それを仕事に生かすことが理想のバランスだと思っています。しっかり休日があれば、今日みたいに取材をしていただくこともできるわけですし……」
と最後にチャーミングな笑顔を見せてくれた佐々木くん。
彼は春から社会人。
学生時代にたくさんの大人に出会い、話し、試行錯誤しながらも、謙虚に人との関わりを大切にしてきた彼の言葉は、社会人3年目の私の心に突き刺さるものばかりでした。
そして身が引き締まる思いでした!!
「地域の方々が帰る場所をたくさん作ってくれました。
だから今度は僕のところに帰りたいと思ってもらえる、そんな『家』のような存在でありたいです」
ひとつひとつ丁寧に言葉を紡ぐ佐々木くん。
北海道に行っても、きっとたくさんの輪を広げ活躍する様子が目に浮かびます。
佐々木くん、ありがとうございました!あまたび一同佐々木くんの活躍を応援しています!

佐々木くんの日々の思いや気づきが綴られたnoteはこちら
三和商店街フォトコレクション【おまけ】
取材にご協力いただいた三和商店街のみなさま、佐々木くん、本当にありがとうございました!