皆さんは日本10大工場夜景をご存知でしょうか。
工業地帯と聞くだけで、どうしてもマイナスイメージを持ちがち…。ですが別視点を持つ事で、瞬く間にアートに変わってしまう。それが工場夜景です。
実は、工場の夜景を新たな観光資源として据え活動する「全国工場夜景都市」が2016年に制定されていて、現在、日本10大工場夜景として以下のエリアが選出されています。
- 室蘭(北海道)
- 千葉
- 川崎(神奈川県)
- 富士(静岡県)
- 四日市(三重県)
- 尼崎(兵庫県)
- 堺(大阪府)
- 高石(大阪府)
- 周南(山口県)
- 北九州(福岡県)
この中に尼崎の工場エリアも選出されています。全国工場夜景都市協議会の平成30年度スポンサーにはANA(全日空)が付いているところなどから、力の入れ具合も伝わります。
という事で、我ら尼崎の工場夜景はいかほどのものかと、フラッと素人カメラマンの私が現地に行ってきました。
尼崎の工場夜景|関西熱化学
まず初っ端に向かったのがここ。
尼宝線沿いにある関西熱化学(地図)さんの工場。
自分の中で大した事ないやろとハードル下げて行ったので、意外と工場夜景って面白いなと感じた一発目。
夜12時頃に行ったのですが、無人の中ゴーゴーと音が鳴り響き工場は稼働している様子でした。普段味わうことの出来ない感覚。
尼崎の工場夜景|鉄塔
いや、工場夜景ちゃいますやんと思われるでしょうが、あまりにも夜の鉄塔が雄大に見えたので撮影しました。枠に囚われない生き方大事ですよね。ってことでお許しください
シャッター速度を10秒くらいに設定して撮りました。トラックが1台通ってくれたお陰で、光の軌道が入ってくれました。
尼崎の工場夜景|日油(道意線高架から)
もし行かれる方いましたら先に忠告しておきます。
ややホラー要素含みます。
撮影場所は尼崎テクノランド(ゴルフの打ちっぱなし)前の高架の歩道です。高架の上から撮影するには歩道橋を上がる必要があります。
ですのでまず高架の脇道に入ります。その脇道を進むとUターンできる構造になっています。
で、その脇道の奥がまぁ暗いんです。
霊写ってないですか?写ってそうで、何回も自分で確認しました、はい。
この突き当たりに車を停めるのですが、実際の暗さそのまんまで写真をアップしました。
久々にいい歳した大人がちょっと怖えぇぇと思ってしまいました。
次に歩道橋を上がります。またこの歩道橋が独特の空気を醸し出してるんですよね・・・。奥にある月も雰囲気を出してくれています。
ゲームのラスボスに向かう最後の階段みたいな、出で立ちですよね。
この階段を上がると・・・
ラスボスと戦うステージにたどり着きます。ではなく日油さんの工場風景に出会えます。あながちラスボスのステージにも見えかねませんが…。
にしても意外と夜の工場も良いもんだなとしみじみ。
逆サイドを振り向くと、湾岸線の光が海に照らし出され思わずカメラを構えました。
サザンの海でも聞いて黄昏てみようかと思いましたが、冷静に考えるとまぁまぁホラーな現場なので辞めときました。
にしても同じ尼崎市とは思えない光景ばかりでした。普段生活する中で、工業地帯にわざわざ行くこともないので夜の工場エリアは何だか新しい尼崎を知った気分でした。
今回行った尼崎の工場夜景撮影ポイント
以上の3か所になります。まだまだ発掘できていないと思います。カメラ持ってたら結構面白いかも?
もし良い所知っている方いましたら教えて頂きたいです。
わたくし夜景好きなもので、伊丹空港の飛行機夜景も行ってます。こちらも絶景なので良かったらご覧ください。

以上、尼崎の工場夜景レポートでした。