地元に愛される老舗駄菓子屋「大森屋」75歳でもバリバリ現役のおばちゃん!

近年、その姿をどんどん消していってる駄菓子屋さん。

そんな中、今も元気に営んでおられる駄菓子屋さんが武庫元町にあります。

その名も大森商店こと「大森屋」。今回は街の老舗駄菓子屋さんと店に立ち続けるおばちゃんをご紹介します。

地元で知らない人はいない?駄菓子屋さん「大森屋」

これぞローカルメディアと言った話題ですが、今回は地元で長年愛され続けている駄菓子屋さんにスポットを当てました。

今回伺ったお店は尼崎市武庫元町、交通公園のすぐそばにあります。

▽店舗外観

駄菓子屋さん「大森屋」

武庫地区のちびっ子たちが通う小さな駄菓子屋さんです。

この小さな駄菓子屋さんなのですが、駄菓子のレパートリーはまぁ凄いこと。駄菓子なら全種類揃っているんじゃないかと思うくらい店内にぎっしり揃えられています。

実は筆者も小さい頃によくこのお店に来ており、何十年振りかの入店に心躍っておりました。

早速、中を見てみましょう!

昔と何も変わらない店内。

駄菓子屋さん「大森屋」

駄菓子屋さん「大森屋」

当時(私が行ってたのは約20年前)とそのまんまの配置で、何も変わっていません。小さい頃の記憶がゴゴゴと脳裏を駆け巡りました。

このように店中、駄菓子で埋め尽くされており、子供たちからすれば夢の世界。

おばちゃんにまだ「きなこ棒」ありますか?と尋ねると「もちろん、あるよ~!」

私が愛してやまなかった「きなこ棒」。棒の先端が赤だったらもうもう一個貰えるんですよね。

このイカ系シリーズもよく食べてた。

あと大森屋と言えば、この手作りのPOP。

これはアルバイトの子たちが一生懸命書いてくれたと話していました。

駄菓子屋さん「大森屋」

またこのPOPは、オレンジ色は30円、緑色は20円、黄色は10円と値段は色でわかるようになってるんです。

これもおばちゃんの優しさ。小さい子でもお金のお勘定が出来るようにと配慮してくれています。何度も行ってたのに色で値段がわかるシステムは話を聞くまで知りませんでした。

店内には沢山の地元の子たちの写真が飾られている。

店内の至るところに、地元の子たちの写真が飾られています。

地元に愛されている証拠。おばちゃんも当時を懐かしむように「この子はうちで働いてくれてた○○ちゃんやわぁ!」と楽し気にお話をされていました。思い入れがあるんだろうなぁ。

それと写真の焼け方で時代がわかる。これはこれで、また良い味出してます。

 

厳しくも優しい大森屋のおばちゃん。

厳しくも優しいおばちゃん。おばちゃんは神の目と言っても過言では無い、鋭い洞察力をお持ちです。

もう長年営んでいると、万引きなんかすぐわかっちゃうそうです。そういう子たちに厳しく叱れるのもおばちゃんならでは。

▽店内には大森屋ならではの、注意喚起。

そんな厳しさも持つおばちゃんですが、それも地元の子たちを見守りたい愛故。

大森商店の創業は昭和42年。昭和64年からこのお店を先代から引き継ぎ、現在75歳。そんな年に見えない。本当にお元気です。

創業当時はパン、たばこ、お菓子屋さんとして営んでいましたが、コンビニの台頭でパンは売れなくなり阪神大震災の年から撤去したそう。

この取材日も沢山の子供がお菓子を買いに来ていたのですが、おばちゃんはどの子に対しても「今日は○○どうだった~?すごいね~」などと必ず会話をしていました。

おばちゃんは子供たちと”会話”をすることが大切と話します。今は子供が家に帰っても親がスマホに夢中になったりと、会話が少なくなってしまっている世の中を危惧していました。

このお店を続けられる理由や秘訣は何ですか?と尋ねると

子供が好きだし、お話するのが好きだからね!楽しいよ!」と仰ってました。

ただ、元気に振舞うおばちゃんも時代の変化を体感しているようで、近くに夜遅くまでやっているお店が出来たり、子供が塾や習い事に行ったりするところが増えて昔に比べたら随分客足は減ったそう。

要は子供たちのライフスタイルが変わってきており、また子供たち自身の人間性も変わってきていると話しておられました。

昔は悪ガキも沢山いたけど、その分素直な子が多かった。でも最近の子は話しをしない子が多くてちょっと陰湿な子が多い。

勿論、今の子でもお話をしてくれる素直な子もいるようですが、全体的に減ったとのこと。

それでも昔と変わらず優しく一人一人の子供と接するおばちゃん、かっこいい。

 

子供と大人が触れ合える環境って、こういったお店のおばちゃん、おっちゃん。

地域の母、父的存在が減ってきているのが現実。

大森屋のおばちゃんも子供はいないようで、誰かに継がすなどそういった予定は無いと仰っていました。

ですが、おばちゃんは私が取材した感じ、まだまだ元気なので100歳までお店に立ってくれるんでは?とまで思います。

こういった地域に根付くお店をこれからも大切にしていきたいですね!

■店名:大森商店

■住所:〒661-0043 兵庫県尼崎市武庫元町2丁目4 大森商店 ▷Googleマップで見る

■営業時間

【平日】10:00~12:00 14:00~17:30

【土日】10:00~12:00 13:30~17:30

■定休日:木曜日

■電話番号:06-6433-0023

※店舗情報は記事執筆時点のものです。