DIYショップ「ガサキベース」突撃レポ!番頭足立さんに聞いた「人生が変わる深イイ話」

ガサキベース

今、地元でジワジワと話題になっているDIYパーツ、リメイク家具ショップGASAKI BASE(ガサキベース)さんに今回はお邪魔してきました。「秘密基地」って男なら幼少期に一度は作ったことがありませんか?この言葉がぴったりくる、まさにガサキベースは「大人の秘密基地」です。ご夫婦で営んでおられるので、もちろん男性だけでなく女性の方でも気軽に立ち寄れます。

ここ最近DIYはテレビでも頻繁に取り上げられ、今まさにトレンドと言っても過言では有りません。有吉ゼミの「八王子リフォーム」でヒロミさんがリフォームをする企画や、「幸せボンビーガール」で森泉さんが100円均一商品をリメイクする企画など数多くのメディアで露出が高いジャンル。めっちゃ面白いですよね。私もよく見てます。

DIYが流行している中で、このGASAKIBASEはまさに”DIYのプロフェッショナル”。DIYに関する悩みがあれば恐らく何でも解決してくれるようなところ。そして何より番頭さんの考えが面白い。

『DIYの商品ってアメリカンなものやヨーロッパのモノを店頭に置けばすぐ売れるんです。でも僕はそれはしたくない。うちの店の特徴は土臭さです。』

『スープが薄まらないようにあえてミニマムにしています。』

GASAKIBASE(ガサキベース)番頭足立さんに、ガサキベースを立ち上げた理由、信念など、思わずその考えに納得してしまう深イイ話を伺ってきましたのでご紹介します。

「GASAKIBASE」はこんなとこ!アイテム一つ一つに暖かみがある!

まずは「GASAKIBASE」のご紹介から!

「尼崎傾奇者集落」の一角に「GASAKIBASE」は有ります。

いやまず、「尼崎傾奇者集落」ってなんぞやと思った方もいるでしょう。

尼崎傾奇者集落って何?

材木屋「吉田悦造商店」を中心とし、DIYパーツショップ、様々な「素材」を扱うお店(今後オープン予定)、ワークスペース(今後オープン予定)や居住空間など、暮らしにまつわるすべてのコンテンツが一つにまとまった新しい形の「集落」です(未完成)。 小さくても確かな暮らしと経済が、そこにはあります。 もちろん「傾奇者(かぶきもの)」も、これから傾きたい人も、誰でも行き来できます。

引用元 GASAKIBASE公式ページ

生活するために必要なものを揃えるのはお金だけではない。自分たちで生活に必要なものを生み出せたら一番良い。そんなコンセプトの元、お互いの強味を生かし、助け合える場所としてこの集落は誕生しました。

▽「尼崎傾奇者集落」の店構えはこんな感じ。

なんだか違う世界に来たような感覚。材木屋、コーヒーショップ、革製品屋などが入っている村となっています。今後も様々な素材を扱うお店が入る予定だそうです。

 

▽「GASAKIBASE」は入ってすぐ右手にあります。

▽店の中を拝見させてもらいました。

木のぬくもり?ビンテージだから?ヒトが心を込めて作ったから?

明確な理由はわからないんですが、この空間全体があったかいんです。

言葉で表現しにくいんですが、「包まれている」「落ち着く」こんな感情が私は芽生えました!

ぜーんぶホンマにオシャレ。色とりどりの商品が販売されていました。DIYに関することなら、出来ない事はもはや無いと思います。DIYで悩んだらここへ。

GASAKIBASE番頭の足立繁幸さんから深イイ話を頂いた。

ガサキベース

足立さんご夫婦。 引用元 GASAKIBASE公式ページ

勿論、お店自体素晴らしいんですが、何が一番素晴らしいかって番頭の足立さんの生き方。お店の商品情報などは公式ページからも確認できますんでそちらを見てもらい、あまたびでは”足立繁幸”と言う人間を紹介させてもらいます。

今回ありがたい事にお話をさせて頂きましたので、私が心に響いた言葉をピックアップさせて頂きました。

ガサキベースを立ち上げる前の会社員時代に、初年度年商1000万から数年後には2億にまで成長させた実績もあり、ビジネスマンとしても才能を持つ足立さん。稼ごうとしたら、いくらでも稼ぐこともできるはず。でも大切なのはそこでは無いと言う。

そんな足立さんが今この仕事を選ぶ理由にも迫りました。

※市が運営するサイト「尼の國」でも足立さんのことが記事になっています。ですので、内容が被らないようにあまたび版としてまとめております。

GASAKIBASEの由来とDIY商品を扱うことに至った原点の話。

  • 始まりは誰もが抱いたことのある「モテ部屋を作りたい」。
  • 別の視点を持つだけでゴミも価値あるものになる。DIY商品は自分で手をかけることによって生まれ変わり、そこに魅力がある。
  • DIYの商品ってアメリカンなものやヨーロッパのモノを店頭に置けばすぐ売れるんです。でも僕はそれはしたくない。うちの店の特徴は土臭さ。
  • あえて”尼”を取っ払って”がさき”ベースと言う名前にした。”尼”って他県の人に言うと、治安悪いところだよね~って返答がほとんど。住んだ人はそこまで思ってないのに勝手なイメージで勿体ないことがある。ならいっそのこと”がさき”にすることによって、まずモノに興味を持ってもらってから後からこれメードイン尼崎と言う。あえて目隠しをかける。

営利的な部分は極限に削っているGASAKIBASE。その訳は。

  • 営利的な部分は極限に削っている。金儲けに走ると、結局人間同士のだましあいが生まれたりする。
  • 金儲けばかりに目が行くと、生産性(金儲け)の中に身を置く人が集まり、人間がモノ化してしまう。形で表すと、丸い形をした人間がその会社に合わせることにより、会社が求める形(四角い形)になっていく。自分の元の形を捨てることによって、段々と自分らしさを失くし、うつ病だったりパニック障害になってしまう。
  • 本来、DIY商品の商売は通販が売り上げの半分を握る。あえてそれをしないのがGASAKIBASEの信念。

自分で生活を生みだす力を”ライフスペック”と呼んでいる。

  • とは言え、生きていく上で生活をこなしていかないといけない。生活を手に入れるためのツールとしてお金を使うのではなく、自分で生みだす。それをライフスペックと呼ぶ。
  • お金を稼ぐ力と、自分で生活を築く力どっちも大切。その真ん中を行くイメージ。
  • 自分で補えない部分は助けてもらい、自分ができることで助けてあげる。貨幣を使わない交換。
  • そんな生活を自分たちが出来てないと何の説得力も無い。だから今自分が集落を作り、ブログで発信している。
  • 商品を買いに来る人とライフスペックを求めに来る人の二通りに分かれる。後者を求めに来る人とは長いお付き合いになる。

自分で生活を生み出すことが出来れば、無駄な争いや歪みあいは無くなる

  • 今は、お金が無いからお金を生み出す方程式になっている。昔は畑を耕し、狩りをし自給自足していた。
  • 殺伐とした商売になりつつある。消費者の教育が必要ではないか。例えば、食べログなどで消費者だけが点数をつけるのではなく、お店側も消費者の評価をつける。
  • なぜそのような世の中になっているかと言うと、お金が強すぎて一方通行になっているから。
  • お客さんと店員は対等であっていいと思う。そのようなあたたかい世界を作っていきたい。
  • だから、あえてミニマム(集落)にしている。同じ考えを持つ人が寄り添えるように。自分達で生みだしている濃いスープが薄まらないように。

インタビューを終えて。

誰かにとってはゴミでも誰かにとっては宝物。別の視点を持つ事により、「かっこいい」「おもしろい」「かわいい」と色んな顔が見えてくる。日常で実践していきたい大事なことですよね。

GASAKIBASEの由来もこんなアイデアが詰め込まれているとは知りませんでした。

尼崎って本当は工業や町工場で栄えた街であり、良い職人さんが沢山いる場所。あえて勝手に先行している尼崎のイメージに目隠しをかけ、相手が『これどこのモノ?めっちゃいいやん!』って思ってもらってから胸を張って『尼崎です』と伝える。本当に足立さんアイデアマンで頭が切れる方。これも別視点を持つに通じることですよね。

それとお金との付き合い方、自分で生活を生み出す力もとっても大切なこと。自分がどの世界でどんな風に生きていきたいのか改めて考えさせられました。

・お金を手にして、1000万円する高級車を手に入れ、満足する人生。

・自給自足で生活を手にし、人と助けあいながら歪み合いの無い中を生きる人生。

正直に言うと私はお金も手にしたいと思っています…。男である以上、高級車も一度は乗りたいとも思います。でも人を欺き自己の営利だけ求めたお金で買った高級車に、果たして価値はあるのか。お金の”手に入れ方”は大切だなと思いました。ここを間違うと、仲間は消え、足立さんが言う殺伐とした世の中の一員になるなと。

『お金を稼ぐ力と、自分で生活を築く力どっちも大切。その真ん中を行くイメージ』これを実践できたらなと私自身も思いました。

突然の訪問に関わらず、気さくに話をして頂き、初見の私でも本当に優しく接して頂きました!是非お近くに行った際は気軽に立ち寄ってみてください!

■店名 GASAKIBASE(ガサキベース)

■住所 〒660-0892 兵庫県 尼崎市東難波町5-2-9(Googleマップ

■定休日 火曜日/木曜日(要公式ページ確認)

■営業時間 10:00〜19:00

■電話番号 06-6439-7874

■専用駐車場 無(近隣にパーキング有り)

■公式サイト GASAKIBASE