これから尼崎への引っ越しを検討されている方や、一時的な滞在場所に尼崎を検討されている方など、
市外在住の方向けに尼崎在住歴30年を迎えた「尼崎旅~あまたび~」スタッフが尼崎の交通の利便性について、”本当のところ”を解説します。
尼崎市における交通の利便性最強説を紐解く
尼崎の人気が年々高まっていっている今日この頃。
実際に各住宅会社が行っている住みやすさランキングでも上位に食い込み、数字がその人気の高ぶりを物語っています。
尼崎の住みやすさランキング関連の記事はこちらから。






とは言え、「ほんまかいな」とお思いの市外在住者はまだまだ多いと思います。
ということで、実際に尼崎に住んで30年のあまたびスタッフが現場の声をお届けします。
尼崎市内の電車
まずは電車の利便性から解いていきます。
尼崎市内を走っている鉄道一覧をまずはご覧下さい。
- 阪急電鉄
- JR
- 阪神電鉄
電車に関してですが、尼崎市内には全駅合わせると14駅あります。北側エリアに阪急電車、中央にJR、南側エリアに阪神電車となっており、バランスの取れた間隔で3本の電車が走っています。
ですので、尼崎市内にお住いの8~9割の人が、最寄り駅までなら自転車で25分以内で駅に向かう事が出来ます。(平均値をとれば、最寄り駅まで自転車で10分くらいの人が多いと思います)
そして何より、大阪・神戸へのアクセスが抜群です。以下で主要都市への目安所要時間を作成しましたのでご覧ください。
JR尼崎駅から各駅への所要時間目安
※写真はJR塚口駅
- JR尼崎駅⇒JR大阪駅 7分
- JR尼崎駅⇒新大阪駅 14分
- JR尼崎駅⇒心斎橋駅 22分
- JR尼崎駅⇒JR三ノ宮駅 22分
- JR尼崎駅⇒JR明石駅 33分
- JR尼崎駅⇒JR京都駅 39分
阪神尼崎駅から各駅への所要時間目安
- 阪神尼崎駅⇒阪神梅田駅 8分
- 阪神尼崎駅⇒近鉄・阪神大阪難波駅 16分
- 阪神尼崎駅⇒阪神神戸三宮駅 23分
- 阪神尼崎駅⇒阪急河原町駅 1時間5分
阪急塚口駅から各駅への所要時間目安
- 阪急塚口駅⇒阪急梅田駅 12分
- 阪急塚口駅⇒心斎橋駅 27分
- 阪急塚口駅⇒阪急三宮駅 23分
- 阪急塚口駅⇒阪急河原町駅 56分
上記の中でもJR尼崎駅は新快速が停車するので、関西エリアを縦横無尽にスピーディーに移動が可能となっています。勿論、JR尼崎駅に限らず、各沿線の東西への移動は、実際に住んでいるあまたびスタッフが利便性最強説を保証します。
ただ、尼崎市内を走る電車のデメリットを一つだけ申し上げると、尼崎市内の南北への移動が電車では不可能となっています。市内での南北への移動は多くの方がバス、自転車を利用してます。
尼崎市内のバスと自転車
- 阪神バス
以前は尼崎市交通局の尼崎市営バスが運行されていましたが、2016年3月20日をもって全路線を阪神バスに移譲しています。
先ほど申し上げたように、尼崎市内の南北の移動は電車では難しくなっています。その分かはわかりませんが、路線バスが大変充実しています。
引用元 阪神バス株式会社
尼崎市内のバス路線図です。北から南までほぼ全てのエリアにバスが通っています。
バス以外でも南北の移動の課題解消に向け、最近ではコミュニティサイクルと言う自転車を指定されたポートで自由に乗り降りできるサービスも誕生しました。
コミュニティサイクルの詳細についてはこちらからご覧ください。



尼崎の魅力の一つとして、どこまでも平地になっていることです。ですので、自転車王国と言われるくらい、自転車利用者が多い街です。私自身も学生の頃は自転車一つで、阪急沿線から阪神尼崎の商店街まで遊びに行ってました。
ですので、尼崎市内の移動手段としては自転車は有力な候補と言えます。
尼崎市内の高速道路
- 名神高速道路(尼崎IC)
- 阪神高速3号神戸線(尼崎西、尼崎東)
- 阪神高速5号湾岸線(尼崎末広、 尼崎東海岸)
高速道路も3本通っており、東西へのアクセスは抜群です。名神が通っているので、京都へも渋滞さえなければ30分ほどで移動が可能です。
湾岸線を利用して大阪ベイエリア・和歌山へのアクセスも楽です。梅田へは多くの方が一般道を利用されていますが、渋滞必至(高速も綺麗に通ってない)なので、電車を利用されるのが賢明です。
お出かけの参考に。尼崎からの車での所要時間
ここからは関西の人気お出かけスポットに焦点を当て、車での目安移動時間を紹介します。
所要時間はGoogleマップを参考にさせて頂きました。
時間に幅を持たせていますが、左の数字は渋滞が無かった際、右の数字は小・中規模の渋滞があった際の所要時間です。
※尼崎市の中心部、尼崎市役所スタートで算出しています
※高速道路を利用した際に時間です
スポット名 | 目安所要時間 |
阪神甲子園球場 | 12分~20分 |
USJ | 20分~30分 |
海遊館 | 22分~40分 |
IKEA鶴浜 | 24分~40分 |
神戸ハーバーランド周辺 | 26分~50分 |
王子動物園 | 28分~50分 |
六甲山カンツリーハウスや六甲山展望台 | 45分~1時間 |
万博記念公園 | 20分~35分 |
京都水族館 | 40分~1時間5分 |
須磨海浜公園 | 30分~50分 |
関西と言う大きな目で地図を眺めると、尼崎市は比較的、中心部に位置します。ですので、関西の人気スポットにも楽にアクセスすることが可能です。
また、三木や三田などの人気ゴルフコースが集結するエリアにも中国道を利用すれば、1時間~1時間半でアクセスが可能です。
尼崎の交通の利便性最強説は…ほんまです。
いかがでしたでしょうか。東西へのアクセスは文句なし。そして、課題となっている市内の南北のアクセスもバスや自転車でカバーできる範囲です。
実際に尼崎に住んで30年になるあまたびスタッフも、交通の便で不便に思ったことは一度たりともございません。
もはや住んでる人間からしたら、大阪まで15分なんて当たり前やろ?と思っている訳で…ただ、改めて考えてみると関西の都心部にその時間でアクセスできることは大変ありがたい事なんだと感じます。
今回は交通の利便性についてご紹介させて頂きましたが、尼崎の街のことについては、ほかの記事でほぼ毎日取り上げさせてもらっています。そちらもご参考にしてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。