※今御覧の記事では尼崎城が大きくなっていく姿を記録しています。
阪神尼崎駅南側の城址公園内に建設されている尼崎城の工事の様子を見てきました。
ミドリ電化(現エディオン)の創業者・安保 詮(あぼ あきら)さんが「お世話になった尼崎に恩返しがしたい」という一心で、私財を投入して天守閣の再建を尼崎市に打診、再建にかかる費用は10億円超、しかも建築後は尼崎市に寄贈されるというなんともスケールの大きい素敵な話!
尼崎城の築城400年を迎える来年、平成30年の完成を目指して、着々と工事が進行しています!
住所は尼崎市北城内です。
▽地図ではこちら
目次
尼崎城建設中期の様子から(2017年11月)
庄下川沿いから歩いていくとフェンスバリケードが立ち並んでいます。そこを通り抜けていくと…
▽ちょうど中央図書館の入口前に工事現場の入場門があります。
▽現場入り口に掲示されている建設業の許可票
工事の注文者である施主の欄には、もちろん安保詮さんの名前が。
▽完成予想図も掲示されていました。
庄下川から臨むお城の天守閣、めっちゃいい感じです。
天守閣内には清洲城(愛知県清須市)や、大垣城(岐阜県大垣市)など各地のお城を視察した時に、階段の昇り降りに苦労した経験を活かして、エレベーターを設置してより多くの人に訪れてもらおうという配慮も。
阪神尼崎駅のホームからもバッチリ見えると思うので尼崎の新名所として燦然と輝く未来が見えますね!
中央図書館の2階入り口から撮影※随時更新中!
2017年11月下旬
2018年1月下旬
2018年2月下旬
2018年3月下旬
桜がきれいに開花していた為、いつもとはほんのちょっと違うアングルから撮影。
未だ、外観はシートに覆われていて確認できませんが、2月下旬の頃よりもさらに高さが出ました。
石垣も2月に比べると、着実に積み上げられています。石垣のお目見えでさらにお城感が出てきましたね!
2018年4月下旬
3月に比べて、さらに少し高さが増しているのと、石垣の工事がかなり進んでいる様子。
ガラリと変化しているわけではありませんが着実に完成に近づいています!
2018年5月下旬
先月と比べると、石垣の工事が進んでいること以外、あまり変化が無さそうに見えます。(それだけ工事が完成に向かっているということでもあります)
が!正面に回ってみると…
瓦が葺かれてる!
石垣に続いて、“お城感”としてもすごい大事な部分がついに姿を現していました。
しかも、この瓦の裏には一枚瓦寄付をした色んな人の名前やメッセージが記されてるんですよね。なんか素敵。
2018年7月初旬
シートで覆われていた部分が、少しづつ見えるようになってきました。
ズームしてみると、シャチホコもついにお目見え!
2018年8月初旬
7月初旬に比べると、お城を覆っていたシートがさらに撤去され、全貌が少しづつ姿を表してきました。
すでに、屋根部分はほぼ完全に見えるようになっています。
早いものでもう8月、秋には完成予定の尼崎城。完成に向けていよいよラストスパート!引き続き追っていきます!
2018年8月下旬
お城を覆っていたシートがもう半分ははがされ、全貌が見えてきました!いよいよラストスパートですね!
NEW! 2018年10月初旬
シートも全てはがされ、あとは内装や地面を整備していくだけですね!
GIFでもご覧ください↓↓
尼崎城の夜Ver.
初めて夜の撮影を行ってみました。夜のお城の方もかっこいいかも・・・。
城を覆ってたシートも完全に無くなりましたね。あとは内装やお城周辺の整備が進められることだと思います。
尼崎城の建築記録タイムラプス動画の製作企画も進行中!
“みんなで尼崎城再建記録タイムラプス動画をつくろう”という企画も進行中です。
尼崎城すぐそばにある中央図書館2階入り口に設置されている撮影台から写真を撮影して、集まった画像をつなぎ合わせて一枚の動画のような映像を作成しようという企画です。
詳細は下記よりご覧ください。
⇒みんなで尼崎城再建記録タイムラプス動画を作りませんか?/尼崎市
尼崎市では、平成28年度から5年間で、かつて尼崎城があった城内地区を「歴史文化ゾーン」として整備する計画を発表しています。歴史の町・尼崎をアピールするうえで、欠かせない尼崎城・天守閣の再建計画、来秋の完成が待ち遠しいですね!
今後も定期的に足を運び、現在の様子をお伝えしていきたいと思います。
尼崎城の歴史や建設者、最新情報まで総まとめページはこちら。